札幌市南区I様邸 屋根「落雪対策」工事

札幌市南区I様邸屋根「落雪対策」工事

三角屋根

2023.06.132024.02.28

札幌市南区のお客様からのご相談で、屋根からの落雪でお困りの状態でした。
建物の裏側に新築が建つ事になり、建物裏面のみ落雪対策をしたいとのご相談でした。
屋根の傾斜や流れ（長さ）、裏の住宅までの距離など、弊社で考慮した結果、長尺屋根（はぜの高いフラットルーフ）を横向きに貼る工法【フラットルーフ横貼り工法】でご提案、採用いただけました。

工事開始
ビフォー・アフター

工事開始

既存の板金横葺き屋根を解体します。

落雪対策後は当然ですが、今後は屋根に雪が溜まる事になりますので、結露防止に有効な断熱材を敷き込みします。
一般的な製品より強度もあり、高気密のB2規格品を使用しております。

屋根裏の断熱は屋根工事が完了すれば全く見えない部分ですが、屋根リフォームは内部の構造などをしっかりと施工することにより、より屋根が長持ちします。
また、建物が古く断熱性能が悪い住宅などでは、雪止め式の屋根にリフォーム後に、大きな「氷柱」や「すが漏れ」の問題が起きることもございますので、単純に「雪の落ちる・落ちない」だけではなく、屋根リフォーム工事を行うことによって生じる「メリット・デメリット」をしっかりと理解するのが、間違いのない屋根リフォーム工事をする秘訣です。

下葺き防水紙はガラス繊維入りのゴム系アスファルト・ルーフィングを使用しています。

板金（ガルバリウム鋼板）を横向きに葺く事により、雪止め効果はありますが、同時に雨水が一点に集中して流れてしまうデメリットもあります。
弊社では建物の端側に雨水が垂れるのを防ぐため【集水レーン】の設置を標準仕様としております。また、集水レーンと屋根板金の取り合い部分には徹底した防水処理を施しています。