
【札幌市の屋根専門業者】株式会社マツモトルーフ代表の松本です。
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ご相談内容(お困りごと)
江別市T様邸(積水ハウス)にて、屋根防水リフォーム工事(予防改修)を行いました。
今回のケースは雨漏りは発生していない一方で、メーカーにより所々パッチ補修済みで、屋根防水としては経年劣化が進行している状態でした。
そんな中、お客様から「このまま放置しておくのは心配…」とのご相談でした。
雨漏りが起きてからの修理ではなく、雨漏り前にリスクを潰す「予防改修」として実施した施工事例です。
同じように「雨漏りは無いけど不安」「補修跡が増えてきた」という方の参考になればと思い、状態確認〜工事の流れまでまとめます。
※「この状態で今やるべき?」の判断で迷う方が多いので、基準をまとめました。
▶ メーカー点検で劣化指摘 → 工事判断の基準(写真・チェック付き)
施工前の状態(動画あり)
1) 雨漏りの有無
- 雨漏り:無し
- ただし、屋根防水は「漏れてから」だと建物内部への影響が出る場合があるため、状態によっては予防改修が合理的です。
2) メーカーのパッチ補修済み(応急処置の履歴)
- 屋根面の複数箇所にパッチ補修跡が確認できました。
- パッチ補修自体は「その時点の症状に対する対処」として有効ですが、補修箇所が増えている場合は、屋根全体として経年劣化が進行しているサインになりやすいです。
(※パッチ補修の目的は防水シートが劣化により硬化して破断(亀裂)するのを防ぐため)
施工前の屋根防水の状態です。


以下は現場の一次情報として、工事前に記録した短尺動画です(1分以下)。
【施工前記録動画】
3) 今回の判断(なぜ工事するのか)
今回の判断は「今すぐ雨漏りがあるから」ではなく、
今後のリスク(再補修の繰り返し・劣化範囲の拡大)を減らすために、適切なタイミングで予防改修を行う、という考え方です。
対策(今回の基本方針)
結果、屋根防水全面を見直す方針で進めました。
既存防水の膨れなども現時点では問題ない為、既存防水の上から、絶縁シートを貼り、新たに防水シートを被せる「カバー工法」です。
※塩ビシート防水カバー工法では【絶縁シート】がとても大事です。
理由は「可塑剤」(硬い塩化ビニル樹脂に柔軟性を与え、シートの施工性や耐久性を高めるための重要な添加剤)の移行を防ぐためで、より長持ちする工事にする為です。
※屋根の形状・納まり・既存状態により最適解は変わります。最終判断は現地確認のうえで決定します。
工事開始(全体の流れ)

先ずは外周のアルミ笠木を解体します。
本来は「金物屋さん」の工程ですが、当社では自社施工です。

アルミ笠木の受け金具を解体します

既存の防水の下地調整・清掃後に「絶縁シート」を敷設

防水シートを部分的に固定するための「ディスク盤」の取り付け

外周の入隅は、塩ビ製の防水シート固定用の「積層鋼板」を取り付け

防水下地の完成です

【使用材料】サンタックIB製 防水シート(特殊ポリメリック可塑剤配合の高耐久防水シート)

サンタックIB防水シートの敷設

外周端部の防水シート押さえ鋼板の取り付け

外周立ち上がりの防水シート施工

出入隅は専用角当てパッチを熱溶着で取り付け

外周笠木の縁まで屋根全体を防水シートで包みます

先打ち済みのディスク盤と防水シートの固定は、「IH式電磁誘導加熱機」で確実に熱溶着固定します。溶かして一体化させるため、接着剤のみの固定と比べて剥がれリスクを抑えやすい工法です。

最後にアルミ笠木を復旧して、屋根防水リフォーム工事が完了です
現場責任者コメント

今回の江別市T様邸(積水ハウス)は、雨漏りこそ発生していませんでしたが、メーカーによるパッチ補修の履歴が複数あり、屋根防水としては経年劣化が進行している状態でした。
このようなケースは「漏れていないから問題ない」ではなく、今後のリスク(再補修の繰り返し・劣化範囲の拡大)を見据えて、適切なタイミングで予防改修を行うことが結果的に合理的になることがあります。
特に雪国(北海道)の屋根防水は、屋根面そのものよりも、端部・立ち上がり入隅部分・ドレン周りなどといった“納まり”の精度で差が出ます。見た目が綺麗でも、弱点部位の考え方や施工の優先順位がずれていると、後からトラブルになりやすいのが現実です。
当社では、施工前に状態を整理し、再発につながりやすいポイントを重点管理したうえで、施工後も重要箇所を中心に確認・記録してお引き渡ししています。
「雨漏りは無いけど不安」「補修跡が増えてきた」「点検で劣化を指摘された」など、判断に迷う場合は、現状を見たうえで“今やるべきか/まだ待てるか”も含めて率直にお伝えします。
屋根の状態は同じに見えても、形状や納まり、劣化の進み方で最適解が変わります。気になる症状があれば、早めの確認が安心につながります。
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【ビフォー・アフター】
【工事完了】ビフォー・アフター ◀︎○▶︎スライダーで操作可能
【施工完了後 動画】
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