札幌市厚別区で屋根全面の板金の葺き替えリフォーム工事です。
現状を確認|30年以上経過した古い屋根で「雨漏り」した状態
古いトタン屋根は「一文字葺き」が施工されており、軒先(水下)の軒天ボードの腐食や、大雨時の雨漏り、傾斜が緩く雪も落ちにくいとの事で「すが漏れ」も発生するようになったとの事でした。
「一文字葺き」については一般的には最低3寸勾配(約17°の傾斜が必要)とされておりますが、T様邸は傾斜が緩く屋根に雪が溜まりやすい状態のため、特に一文字葺きは屋根板金の継ぎ手が多い事もあり「すが漏れ」事故が起きやすい状況と言えます。
また、側面のお隣様と隣接した屋根面には、落雪防止のための雪止め金具が設置されていましたが、劣化が進んだ雪止め金具が錆びて、屋根板金にも錆が移行しているような状態でした。
他にも屋根板金全体の経年劣化(特にサビ)が目立つ状態で、お客様のご希望もあり屋根全面を葺き替えする屋根リフォーム内容でご提案させて頂きました。
工事前の状態

大屋根部分は傾斜屋根ですが、雪がキレイに滑り落ちるほどの勾配ではなく、冬でも積雪状態となり板金屋根が痛みやすい状態でした。板金屋根全体に経年劣化による「サビ」が確認できます。

屋根板金の継手部分から、サビが進行しているのがわかります。

お隣様と隣接した側面の屋根は、落雪防止の雪止め金具が設置されていましたが、こちらも経年劣化による錆が目立つ状態です。
屋根葺き替え工事開始

一文字葺きの解体作業

屋根板金の継ぎ手部分からの雨水の侵入後が各所で見つかりました。

側面の板金屋根も全て解体していきます。


軒先(水下)の木材(淀)は長年の雨漏りにより朽ちていました。
木材の交換が必要です。

高性能なゴムアス・ルーフィング(ガラス繊維入り)の敷き込み

側面(妻面)の屋根板金は一文字葺きに変わり、すっきりとした1枚モノのアポロルーフに葺き替えします。

お隣様との隣接面は落雪効果のある「ステイルーフ」です。
意匠製の高い横葺きタイプの屋根板金材料で、妻面のアポロルーフと違和感の無いように仕上げます。

大屋根ですが、なるべく雪が落ちやすいようにしたいとのお客様のご希望で、長尺「平成ルーフ」を選択してます。

軒先(水下)部分は、捨て板処理と内部コーキング追加処理で、すが漏れ対策仕様です。

換気フードはステンレス製の100φを片側に2個並べて取り付けして、屋根裏の通気をしっかりと確保します。
屋根工事完了

落雪対策面の「ステイルーフ」完了

大屋根の長尺「平成ルーフ」完了


妻面の「アポロルーフ」完了

換気フード設置完了

棟納め完了
ビフォー・アフター
【施工前】

【施工後】

【施工前】

【施工後】

【施工前】

【施工後】

【施工前】

【施工後】

屋根の問題全て解決します。
屋根のトラブル・ご相談は
屋根専門ダイヤル
011-769-9815まで
メールでのお問い合わせはこちらから
株式会社マツモトルーフ
ホームページはこちら
https://matsumotoroof.com

スマホのカメラでQRコードを読み取っても追加できます
コメント