札幌市内でセキスイハイム（軽量鉄骨造）の屋根防水リフォーム工事の施工事例です
現地確認
現地確認にて屋根防水の状況を確認します。
最近では屋根の調査にドローンを使用する業者も多数いるようですが、急勾配の三角屋根の調査などには有効かも知れませんが、リフォーム工事の場合は実際に屋根に上がり目視だけではなく、体重で荷重を掛けて屋根下地の状態を確認するなど、経験による総合的な判断が極めて重要と弊社では考えます。
目視だけでは、屋根強度などリフォーム工事で最も重要な判断が出来ませんので。
各所で既存防水シートの浮き（経年劣化により防水シートが縮み引っ張られる症状）が見られました。
帯状のシート部分には小さな亀裂を確認。
現在は雨漏りは無いとの事でしたが、「雨漏りしてからでは遅い」とのご主人の意向で、屋根全面の防水リフォーム工事を施工することになりました。
防水シート破断の前兆（各所でシートの浮き）がすでに出ている状態ですので、弊社としましても正しい判断かと思います。
工事開始
先ずはバルコニー手摺りの解体
本屋（２階屋根）から工事を進めます。
外周防水押さえ鋼板取り付け。
弊社工場にて事前に特注加工した部材で、メーカー製品とは形状を変更して外周部分の垂れ下げを設けており、より雨漏りしにくい構造にしています。
また、部材の取り付け前に「先打ちコーキング」処理を行い、より防水性能を高めています。
工場にて特注加工した外周の塩ビ積層鋼板（防水押さえ鋼板）
絶縁シートの敷き込み
防水シート押さえディスク板の固定には2液性のメーカ−純正エポキシ樹脂とアンカープラグを併用
ディスク板の留め付け作業① 下地ALC板の穴あけ作業
ディスク板の留め付け作業② ２液性エポキシ樹脂の注入
ディスク板の留め付け作業③ アンカープラグの取り付け
ディスク板の留め付け作業④ ディスク板のビス留め
防水下地の完了
【使用防水材】サンタックIB製 高耐久防水シート
サンタックIBシートの敷き込み作業
排水ドレン納め
塩ビ製のリフォーム用ドレンを熱溶着にて取り付け
防水シート継手部分のチェック作業（防水シートの継ぎ手は溶着により溶かして一体化しています）
防水シートとディスク板の溶着作業（IH電磁誘導加熱式）
バルコニー屋根も本屋同様の手順で進めます（防水下地）
バルコニー屋根 防水シート敷き込み
バルコニー屋根 外壁取り合い部分 防水シートの立ち上げ処理
外壁取り合い部分 既存役物の復旧
昇降用タラップ（ハシゴ）の脚周りの防水処理。
セキスイの脚周りの納まりは特殊な工法で、不具合が出やすい箇所ですが、弊社のオリジナル工法により解決しています。
昇降用タラップ周り 防水納め完了
バルコニー手摺り脚部分の防水納め
バルコニー手摺りの復旧
バルコニー屋根の防水工事完了
続いて玄関屋根ですが、こちらも他と同様の手順で進めます。
玄関屋根 防水工事完了
以上で全ての屋根防水リフォーム工事が完了です。
ビフォー・アフター
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
施工完了後 動画
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