札幌市でセキスイ屋根防水リフォーム工事の施工事例です

札幌市南区S様邸セキスイ屋根リフォーム工事

無落雪屋根

2021.09.102024.02.28

札幌市で大手ハウスメーカーセキスイさんの屋根リフォーム工事事例をご紹介します。
セキスイさんの建物構造は特殊ですので、よくお客様から「セキスイの建物ですが屋根リフォーム工事は可能ですか？」とのご相談を多くいただきます。
弊社は屋根専門工事業者として、お客様の屋根のお悩みは全て解決いたします。
今回は実際の施工事例をご紹介します。
セキスイの建物構造は「木造」「軽量鉄骨」で屋根防水の種類も異なります。
その他にも「ステンレス防水」を使用した建物もありますが、弊社では全ての工法で施工実績がございます。
今回は「木造構造」の「鋼板防水」タイプの施工事例を紹介致します。

※「軽量鉄骨」造の屋根リフォーム事例はこちらから

お客様からのご相談は、「天井にシミがあり雨漏りしてる」との事でした。
築年数や過去のメンテナンス方法などお客様からヒアリングして、屋根全体のリフォーム工事をご提案させていただきました。

工事開始
ビフォーアフター

工事開始

鋼板防水の構造を簡単にご説明します。
基本的には長方形の塩ビ被覆された鋼板を屋根平面に並べて、鋼板同士の継手部分を帯状のシートで溶着固定する工法です。
さらにその上に帯状の鋼板がシール材で固定しているかなり特殊な屋根構造です。

以下の写真は帯状の鋼板を解体している様子です。
継手のカバー鋼板の内部が濡れており、雨水が溜まっているのが確認できるかと思います。

弊社では過去に何度も同じような工事しておりますが、帯鋼板の下の塩ビシートが経年劣化（長年の建物の動きによる部分が大きいと考えます）による破断が起きて漏水するケースが多いです。
今回も正しく過去と同様の不具合（防水シートの破断）が確認できました。
雨漏りの原因です。
帯状の鋼板を解体しないと目に見えない部分ですので原因が見つけにくいのもこの屋根工法の特徴です。

上記の理由から経年劣化との判断で、屋根防水全面リフォーム工事のご提案をいたしました。
高性能・高品質の「サンタックIBシート防水」を使用した屋根防水リフォーム工法で、安定した全面塩ビ製シート防水の工法です。

下地の調整から工事を進めます。
まずは外周の笠木役物を解体していきます。

一部雨漏りがありましたが、軽症で木製下地の交換は必要としない状態でしたので、カバー工法でのご提案です。
既存の鋼板防水の上から緩衝材（絶縁シート）を敷いて、新たに施工するサンタックIB製のシート防水を固定するためのディスク板を固定します。
プレハブ構造で屋根垂木の位置も変速的ですので、屋根構造の経験値が必然で、慎重に下地を確認しながら固定しています。