札幌市南区で「旧木の城たいせつ」の屋根リフォーム工事の紹介です。
2014年4月に工事した内容ですが、先日10年点検にお伺いした際の画像も公開いたします。
現状確認
まだ屋根に雪が残る時期でしたが、すが漏れの現地確認へお伺いしました。
旧木の城たいせつは屋根の集合煙突周りに「雪割り小屋根」が無く、雨水が溜まりやすい形状になっております。
屋根板金の継手も多く水溜りにより腐食が進みやすい状態で、過去の事例からも雨漏り(すが漏れ)の原因にになりやすい箇所と言えます。
また、旧木の城たいせつの屋根の特徴でもある斜めの「谷納め」部分も集合煙突まわりと同様に、傾斜が緩く雨水が溜まりやすい形状で、不具合が出やすい箇所です。
問題の解決方法〜ご提案
今回のT様邸ですが、スノーダクトが建物の端に設置されており、無落雪屋根とはいえ屋根面には傾斜(勾配)がありますので、以前に立ち上がりの屋根部分が雪に押されて外壁にひびが入るなどの不具合が出た事があるようです。
下の画像は他の住宅(たいせつ)ですが、立ち上がり部分の屋根が雪に押されて、笠木板金が変形しているのが確認いただけるかと思います。
そこで、立ち上がり面と屋根面を繋いで補強する工法にてご提案させていただきました。
既存のスノーダクトも埋めてしまうことになりますので、弊社の屋根リフォーム完全防水工法「エムエコルーフシステム」で進めます。
もう一つの問題点、集合煙突の「すが漏れ」も同時に改善されるご提案内容です。
工事開始
先ずは、屋根裏から雨漏り(すが漏れ)の状況、下地の状態を確認します。
集合煙突周りの雨漏り(すが漏れ)確認
木材は濡れていますが、乾けば問題のないレベルでした。
既存のスノーダクトを埋めて、補強下地を組んでいきます。
排水口方向へ水が流れるように、既存の屋根勾配を利用して傾斜を調整します。
屋根全体に断熱材と絶縁シートの敷き込み
高性能・高耐久の「サンタックIBシート防水」の敷き込み作業
集合煙突は補強も兼ねてガルバリウム鋼板で包みます。
工事完了です。
補強・防水工事完了
外周端部の納まり
ビフォー・アフター
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【施工前】
【施工後】
【工事完了後 動画】
10年経過(点検)令和6年4月(施工は2014年4月)
2014年4月に屋根リフォーム工事してから10年が経過。
今回は外壁工事を行うそうですが、屋根の点検にお伺いしました。
シート防水の特性上、汚れは目立ちますが性能には全く問題ない状態です。
補強工事を行なった部分も全く問題なしです。
屋根の点検後に、お客様から「屋根の塗装・コーキングのメンテナンスも必要なく、防水工法で施工して良かった!」と言っていただけました。
屋根の問題全て解決します。
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