「セキスイハイムの屋根はメーカーにしか直せないと思っていた・・・」
弊社の数多くの施工実績をご覧いただきまして、ご相談される殆どの方がそう仰います。
実は、構造と防水技術を正確に理解している屋根専門業者であれば、メーカーに依頼せずとも同等以上の品質で改修することが可能です。
この記事では、札幌市を中心にセキスイハイム(積水ハウス)屋根の防水工事を多数手がけるマツモトルーフが、なぜセキスイハイム(積水ハウス)特有の屋根構造に対応できるのかを詳しく解説します。
セキスイハイム防水リフォーム工事
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セキスイハイム屋根の特徴と課題
セキスイハイムのオーナー様は既にご存知かとは思いますが、軽量鉄骨の建物(ツーユーは木造)で、特殊なユニット構造を採用しております。
一般的な無落雪屋根工法(木造+屋根は板金)とは大きく異なりますので、メーカーのリフォーム以外では、ほぼ対応出来ないのが実情です。
主な特徴は以下の通りです。
部材の固定方法に専門的知識が必要
・軽量鉄骨造ですので、一般的な釘やビスでは屋根の部材が固定できない。
・屋根の場所により使用するビスの種類や長さが様々で、下地の構造を正しく理解する必要がある。
屋根下地のALC板の特性を理解した下地形成が必要
・屋根の下地はALC板(軽量気泡コンクリート)となりますので、ただ固定用ビスを打ち込むだけでは強度が弱く適切な施工は出来ません。

ALC板への強固なビス固定には「エポキシ樹脂」や「アンカープラグ」を併用といった知識、特殊な部材を使用する経験値が必要となります。

セキスイハイム(軽量鉄骨造)の防水工事に欠かせない「エポキシ樹脂」(早川ゴム製 2液性)と「アンカープラグ」

エポキシ樹脂の注入状況

ビスの引き抜きを強化するアンカープラグの設置

積水ハウスではALC板(屋根下地)の上に、外断熱仕様の建物も多く、ビス長さ90ミリ〜150ミリなど、特注サイズのALC専用ビスが必要になる場合もございます。
ビスの長さも取り付け位置により様々で、屋根の構造を熟知している必要があります。
防水シートの貼り方にも注意が必要
・仕上げとなる「防水シート」も、ただ全体を糊付けするような工法では建物の動きに追従できずに、数年で「亀裂」が入り、防水シートが破断「雨漏り事故」に繋がる危険性があります。
軽量鉄骨造のセキスイハイムの建物には、「機械的固定方法」という防水シートを部分的に固定する工法が最適です。
・建物の動きにどれだけの長い期間を追従できるかが、防水工事を長持ちさせる秘訣です。


セキスイハイムで一番多い屋根の不具合は【防水シートの亀裂】
20年程前の防水シートの寿命は15年〜20年程度です。(ハイムのシートは繊維入りで高耐久)
経年劣化の症状としましては、紫外線劣化などで防水シートが硬化して建物の動きに追従できなくなります。
塩ビシート防水には「可塑剤」という劣化を遅らせる(柔らかさを保つ)薬品が配合されていますが、経年と共にこの「可塑剤」が徐々に抜けてしまい、最終的には「亀裂」や「破断」が起きてしまいます。
亀裂が発生する前の症状として、防水シートが引っ張られて「膨れ」などが目立つようであれば要注意です。




メーカー施工の構造
メーカー以外の工事店が施工できない大きな理由の一つが、材料供給についてです。
実際に工事を行うのはメーカー下請けの業者になります。
ただし、資材の供給は全てメーカー側からの支給となるシステムを構築しているので、 一般的な屋根業者や防水業者では材料が手に入らずに対応が難しいのです。
また、メーカーでは工事費の他に管理費用などが嵩むことで知られています。
管理費用は約20〜30%とも言われています。
マツモトルーフではこれらを完全自社施工で一貫対応するため、品質・工期・コストを最適化できます。
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マツモトルーフが完璧に施工できる理由
弊社はシート防水メーカーの早川ゴム【サンタックIBシート防水】の正規代理店を務めておりますので、メーカー仕入れの【責任施工】が可能です。
使用材料はセキスイハイムで使用されているメーカーとは異なりますが、同等性能の「防水シート」です。

防水リフォーム工事に必要な部材を全て自社工場で製作・加工
防水リフォーム工事に必要なその他の部材はすべて自社工場にて製作しています。
各現場に最適化された寸法と構造で加工することにより高品質の工事が可能となります。

サンタックIB製「塩ビ積層鋼板」の切断作業の様子。最適な寸法にカットします。
(※塩ビ積層鋼板は塩ビ製防水シートを溶着固定するための特殊な鋼板です)


カットした「塩ビ積層鋼板」を、精密なベンダー(折り曲げ機)を部材の長さ、形状により使い分けて、適切な寸法・角度に曲げ加工します。
工場製作済みの部材や防水資材などは自社のクレーン付きトラックで荷揚げ
弊社では防水資材の荷揚げ作業は、すべて自社所有のクレーン付き4tトラックで行います。
そのため、別途クレーン業者など手配する必要もなく、基本的には足場の設置も必要としないため、屋根修理工事のスケージュールなど効率よくコントロールが可能です。
雨天延期や急な段取り変更にも柔軟に対応できます。
資材の運搬・荷揚げコストを最適化できます。

加工済みの部材を現場へ運搬、屋根の上への荷揚げ作業

工場で製作済みの部材(3D加工)

現地での取り付け作業の様子
シート防水と建築板金の両方の技術力を最大限生かした工事
セキスイハイムの屋根リフォーム工事の性能を最大限生かすには「シート防水工事」と「建築板金工事」の両方の技術力が必要な工事内容となります。
マツモトルーフでは、現場に携わる職人は国家資格である「一級技能士」を、それぞれ取得していますので、安心してお任せいただけます。



屋根専門業者として、より良い施工
マツモトルーフは屋根専門業者です。
創業してから20年以上で屋根工事の実績は、軽く1000棟を超えます。
セキスイハイムに限らず、全ての屋根工事の対応が可能です。
これまでの経験・知識・技術力を生かして、メーカー施工よりも更に長持ちする企業努力を行なっております。
その中でも、外周の納まりについては「垂れ下げ」加工と「内部コーキング処理」で、格段に防水性能を上げています。

また、腐食した部材などは、高耐久でより強度のある部材を製作して、取り付けしています。

外壁と防水の収まりについて
外壁の納まりについても、最近では既に外壁を「金属サイディングの重ね貼り」工法などで施工済みのお客様の見受けられますが、外壁サイディングをカットして適切な防水立ち上がり処理を行うなど最善の工法にて施工しています。
このような手間の掛かる部分は工事店の施工事例などには紹介されていないケースも多いようですが、マツモトルーフでは全工程を公開しています。

既存の外壁サイディングはカットして、防水シートが壁の内部に立ち上がるように下地処理を適切に行います。

外壁の内部までしっかりと防水層を立ち上げることにより、長持ちする防水工事となります。

既存金属サイディングと類似色のガルバリウム鋼板を加工した「水切板金」を取り付けて仕上げしています。
バルコニー屋根の手摺りの脱着について
セキスイハイムにはバルコニーの手摺りが設置されていることが多く、防水リフォーム工事の性能に大きく関わる大事な部分です。

バルコニー屋根防水の上に設置されたアルミ製の手すりを解体。
手摺りの脚部分からの漏水も度々見受けられる箇所でしっかりとした防水対策が必要な部分です。

特殊な手順で設置されていますので、経験・知識が必要な部位です。
マツモトルーフでは手摺りの脱着作業も全て自社で行います。

手摺り部分に外壁材が貼られている仕様でも、クレーン付きのトラックを使用しながら問題なく施工可能です。
排水ドレンについて
セキスイハイムでは建物の年代によって、外壁面に排水パイプが設置されている仕様もございますが、弊社では防水シートと同質の「塩ビ製」で、サンタックIB「カバードレン」を使用しております。
メーカー仕様ではコーキング材を使用しているようですが、弊社では塩ビ製を使用しておりますので、熱溶着で一体化が可能で定期的なメンテナンスの必要もありません。

【排水ドレンの設置動画】
高性能な雪庇対策工事も可能
屋根から迫り出す「雪庇」の問題も解決致します。
マツモトルーフオリジナル製品【雪庇防止ユニット】の取り付けも問題なく可能です。


【施工前】

【施工後】
ビフォー・アフター (施工実績を数件)◀︎○▶︎スライダーで操作可能
セキスイハイムの屋根防水・メンテナンスに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 他社で「屋根塗装」を提案されました。塗装ではダメなのですか?
A. セキスイハイムの陸屋根(平らな屋根)において、塗装による防水は推奨いたしません。 ハイムのような鉄骨陸屋根は、冬場の積雪や夏場の熱収縮などにより、屋根自体が大きく動きます。塗るだけの「塗膜防水(ウレタンなど)」や「屋根塗装」では、この動きに追従できず、数年でひび割れや剥がれが起きるリスクが非常に高いのです。 マツモトルーフでは、建物の動きに左右されない**「塩ビシート防水(機械的固定工法)」**のみを採用しています。これがハイムの寿命を最も長く延ばす方法だと確信しているからです。(メーカーの標準仕様と同等)

Q2. ハウスメーカー(セキスイハイム)純正のリフォーム見積もりが高額でした。なぜ価格に差が出るのですか?
A. 「中間マージン」と「自社施工」の差です。 ハウスメーカーの見積もりには、営業経費や下請け業者への中間マージンが含まれています。 マツモトルーフは、ご相談から施工、アフターフォローまで全て自社の職人が行う「完全自社施工」です。防水メーカーの「正規代理店」を務めておりますので防水材料は直接の仕入れが可能。さらに板金役物(パーツ)も自社工場で製作しているため、メーカーと同等以上の品質(純正品同等の耐久性を持つ防水シートを使用)でありながら、費用を抑えた適正価格でのご提供が可能です。
※セキスイハイムの防水工法は、特殊で大幅なコストダウンは見込めない場合もございます。
予めご了承ください。
Q3. 防水工事後の保証はどうなりますか?
A. 自社の10年保証となりますのでご安心ください。リフォーム仕上げ工事の特性上、法的な縛りはございませんが、自社規定の10年保証により長期にわたり安心して暮らしていただけます。
Q4. 現在の防水シートを剥がしてからの工事になりますか?
A. 基本的には、今の防水層の上から新しいシートを被せる「カバー工法」を採用しています。 既存の防水シートの痛み(劣化)が酷い場合には、全て解体する事もございますが、解体が必要な場合は、廃材の処分費用が高額になるデメリットがあります。 私たちが採用する「機械的固定工法」であれば、既存の防水層をそのまま残して(下地の調整は必要)、上から絶縁シートを敷設後に「カバー工法」が可能です。これにより、**「廃材処分費の削減」「工期の短縮」に加え、屋根が二重になることでの「断熱性・遮音性の向上」**というメリットも生まれます。
Q5. 工事期間はどれくらいですか?また、工事中に普段通りの生活はできますか?
A. 屋根の大きさによりますが、目安として1週間〜10日程度です。 基本的に屋外での作業となりますので天候次第ではございますが、お客様は普段通り室内でお過ごしいただけます。お留守でも工事は可能です。 また、塗装工事とは異なり、強烈なシンナー臭が近隣に漂うこともほとんどありませんので、ご近所様への負担も少ない工法です。
Q6. 冬場(雪のある時期)でも見積もりや工事は可能ですか?
A. お見積もり・現地調査は冬場でも可能です。 施工に関しては、品質確保のため基本的には降雪・積雪のない時期に行いますが、雨漏りなどの緊急処置は随時対応しております。 札幌の冬は厳しいため、春一番の工事枠を冬のうちにご予約されるお客様も多くいらっしゃいます。まずは無料診断をご利用ください。
屋根の問題全て解決します。
ハウスメーカーや構造は問いません。
全ての屋根修理が可能な札幌市の屋根専門業者です。
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